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伊達政宗の自筆書状
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〈解釈〉
年月未詳。
「二十日」付。
意味は「政宗が亘理右近(宗根)の仙台屋敷へ二十三日に行く約束をしていたのではあるが、急に差し当たり処理せねばならないことがおこった。
その上今月は仙台城より亘理右近の仙台屋敷への方角が悪い故(仙台城からみた右近の仙台屋敷の方角が吉凶の上でこの月「凶」ということ。)、まずは後日に日延べします。
用意のことがあるから、すぐに延期の旨を伝えてやってください。」といったものであろう。
亘理右近宗根(むねもと) は佐沼亘理家初代当主。